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​Exhibition

2022.10.15

​塩沢かれん個展
音の海を超えて - Beyond the sea of melody -

軽井沢ニューアートミュージアム(軽井沢)にて個展を開催いたします。

Opening Hours 10:00-17:00
 

​Date   22 Oct —27 Nov  2022  

Venue  軽井沢ニューアートミュージアム Gallery2, 3

長野県北佐久郡軽井沢町軽井沢1151-5

Contact  Tel. 0267-46-8691

https://knam.jp/gallery/2022/17508/

” 光の中に浮かぶ光景は、——— のものなのか。誰かと見た記憶なのだろうか。
それとも忘れてしまったあの頃の思い出なのか。
あなたはこの輝きに目を奪われたとき、何を思い浮かべますか。”




今展のテーマは「人間の記憶や心の奥にある景色の探求」。タイトルである『音の海を超えて』には、

視覚を超越した世界を探究することで人々の想像の扉を開きたいという作家の願いが込められている。

人々のあいだに横たわる、意識や認識の「深層のずれ」―それら現実社会を生きる中で看過しがちな

小さな心の声を掬い上げ、心を通わせるような作品を産み出してきた塩沢かれん。

彼女が開く新たな想像の扉の向こう側には、鮮やかな光彩と音像が拡がる。ひとつひとつの作品から寄せてくる光の旋律が、鑑賞者ひとりひとりの心と共鳴し合うことを切に願う。


 

” 一瞬の輝きがそこにあった。 ”
” There was moment of brilliance. ”

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” 上を見上げたら、光があった。 あなたにとって、光はどんな存在?

私にとっては、暖かい記憶が湧き上がるもの。

いつもそこにあるもの。”

“ There was a light when I look up. What is a light to you?


To me, it is something that reminds me the warm memory.

It is always there. “

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” 光の中に浮かぶ光景は、——— のものなのか。誰かと見た記憶なのだろうか。

それとも忘れてしまったあの頃の思い出なのか。"

” The scene come up in the light, is that *** ’s something, or the memories I saw with

someone, or the memories of those days I forgot? "

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あなたはこの輝きに目を奪われたとき、
何を思い浮かべますか。“
What do you image when your eyes were caught by this brilliance? “

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Introduction

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『Beyond the sea of melody』
 

“ 音の海を超えて”

幼い頃の記憶を思い返すと、オルゴールの音色が聴こえてくる。
その音色はやがて光に満ち溢れ、私を時間旅行へと連れ出してくれる。
目まぐるしく変化していく時代の濁流の中で、暗闇の海に現れた光の灯台が一筋の道標を示してくれるように。

 

今展示では、音にちなんだ作品や幼少期に住んでいたオランダの風景や記憶を題材にした作品が多いです。
作品を通して、人間の記憶とは何か、普遍的で大切なものとは何かについて問いかけたいです。

 

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『時間の駅』

未来からの光が差し込む駅のホームでは、
海を超えて、時空を超えてとアナウンスが流れている。

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『その音が生まれた日』

” ポーーーーンーーーー….ーーーーー..”
ああ、また今日も産声の音色が聴こえてきます。その光り輝く音のかけらは、銀河の彼方へ吸い込まれていきます。

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『光のエチュード』

星々の衝突が、光に生まれ変わろうとしています。長く続く回廊の窓辺で、新たな光のカーテンが風に揺れていました。

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『水上のカフェテラス』

青い湖の畔で、真っ白なパラソルの群衆は色とりどりのお茶会を開いていました。
それはまるでパラソルの花畑のような光景で、私はいつまでもその空間に包まれていたかったのです。日常の何てことはない景色も、ほんの少しの魔法の目を通して見ることで、そこは夢の世界への入り口となるのです。

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『森の中のパンケーキ』

記憶の中にある甘い匂いは、ガラスの森へと私を誘います。

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『サザンクロス”10の物語” 星のレール』

“─あの南十字星の先には何があるのだろうか…”

星々が紡ぐ線路を辿って、銀河列車は夜空の終点、 ” 星の果て ” を今日も目指します。

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『Finding the light』

例えば、蝋燭の灯りを見たときに具体的なイメージよりも先に言葉では言い表せないような感情が湧いてきて、後から何かしらのイメージを想像するというような経験はないだろうか。それはまるで現実と夢の間を行き来する感覚にも似ている。

「今見えているこの世界は本当に存在しているのだろうか。
目を閉じたとき、さっき見ていた景色はまだ私の中に存在しているのだろうか。」

光の中に浮かぶ光景は、──── のものなのか。誰かと見た記憶なのだろうか。
それとも忘れてしまったあの頃の思い出なのか。
あなたはこの輝きに目を奪われたとき、何を思い浮かべますか。

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Art works

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